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こんにちは。Webデザイナーの中野です。
最近、ChatGPTのimages2.0が話題になってますね。デザイン業界がだいぶざわついています。
「これでWebデザイナーはいらなくなる」という声がX(旧Twitter)やThreadsでも多く見られるようになりました。
さらに、「30分で(?)LPデザインから公開まで完成させた」といった副業アカウントや有料記事が急増している印象です。
(ちなみにサムネもimages2.0で生成しました....)
Web会社としては、クオリティの議論はいったん置いておいたとしても、「これはものすごいことが起きている」と素直に感じています。お客様自身が「自分でできるならデザインを外注にださず社内で完結したい」と思うのも、無理はありません。
一方で気になるポイントもありましたので、ブログに残しておこうと思います。
ChatGPTで作った画像をCanvaのマジックレイヤーで要素を分解して、テキスト変更等調整する、という活用法が注目されているようです。
デザイナーに毎回修正依頼せず、コストも抑えられてテキスト変更や調整ができたりなど、一般の方でも品質の高いビジュアルが作りやすくなっています(Canvaは必須で有料プラン必要。ChatGPTは有料のがスムーズではないのかな...無料でもできないことはないと思うけど、すぐ使用制限がでそう。)
ただ、現実的な問題として考えられるのは「やる人がいるか」「時間があるか」です。
リソース不足で困っているお客様は少なくなく、ツールが便利でも実際に運用できる環境が整っていないケースも多いと感じます。(プロンプト一発でできたらもう、神ですね...)
また、少し脱線しますが、副業・フリーランスのデザイナーがAI生成物をそのまま納品することについては、ブランディングの観点から疑問を感じます。
お客様がデザイナーに依頼する理由は、品質やクオリティ、課題解決デザインが必要だからではないでしょうか。
それをAIがつくったものをお客様にそのまま提案することは、「デザイナーに依頼する意味」が薄れると思っています。
一方、「AIに負けない!」と宣言しているデザイナーも見受けられますが、品質AIと変わらないじゃんと思うことも....
ChatGPTのimages2.0で生成された画像をCanvaで管理していく...
複数クライアントを抱える制作会社にとっては、データ管理が煩雑になりそうな印象でした。
また、案件ごと最適なプロンプトを書く作業は、結構な手間がかかります。
「何を作りたいか」を言語化するには、イメージの言語化だけでなく、マーケティング視点での言語化の両方が必要です。(ここ大事)
プロのデザイナーは「このデザインは何のためか」という目的から逆算して設計します。
しかしAIプロンプトで量産すると、目的よりも「見栄えの良さ」が優先されてしまい、似たようなバナーが大量生産されがちです。
デザインの本来の役割である「目的達成のための設計」が失われてしまう懸念はぬぐえいないです。
(ただし、マーケティング視点でのデザインを各案件ごと明瞭化し言語化できるのであれば、最強ですね....)
AIを使ってランディングページをコーディングから公開まで短時間で仕上げることは技術的には可能のようです。
ただ、後からページ構成を変えるなどの改修には、ある程度のコーディング知識が求められます。
(ノーコードでいけるのかしら...?)
Cursor(AIコーディングツール)などを活用すれば対応できる部分もあるかもしれませんが、まだ私自身試せていない領域です。
また、制作・公開プロセスでどんな情報をAIに渡しているのかという安全性の問題も気になります。
AIツールの進化はとても興味深く、活用できる場面も確実にあります。
ただ、「作れること」と「成果につながること」はまた別の話。
リセラ株式会社では引き続き、お客様の目的から逆算したWeb制作・運営をご提案していきたいと思います。